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スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする

「眠い時に観ては駄目な映画」と先日ちらっと書きましたが改めて記事にしておきます。

映画館で上映されていた当時に何かで広告を見て、なんとなく気にはなっていたのだけど、結局そのまま見逃していた映画でした。

ふと思い出してTSUTAYA DISCASで借りてみた。
(借りる前に見た他のTSUTAYA DISCAS利用者さんのレビューがなんというか「面白い!」と「つまんない…」の真っ二つに分かれている感じで、さらに興味が沸きました。)


ぼんやりとした状態で観ていると、淡々とわけのわからないまま終わってしまう映画です。
しかし、感情移入はできない(させない狙いなのかも?)主人公の記憶を第三者的な視点で洗いなおしながら、ジグソーパズルを組み立てるように観ると別の解釈になります。


…これは、面白い。
私は、面白い映画だと思いました。


精神の病を抱えた主人公が辿る、少年時代の自分自身の記憶。


最愛の母、あまり家にいない父、父を誘惑した娼婦。優しかった母は、父とその愛人に虐げられ殺害されてしまう。そして精神に破綻をきたした少年は…という物語のような一面を見せつつも、そうではない映画です。

ネタバレになってしまうとつまらないので感想が書きにくいなぁ!
「淡々とした雰囲気ですが、最後まで油断しないで見て欲しい映画です!」と書いて置きます。

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レイフ・ファインズミランダ・リチャードソン

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世界は、それを認識する人間の記憶で構築されている。
曖昧で、あやふやで、妄想混じりで、虚構に満ちていても、自分自身がそうであると認識した世界に、人間は住んでいる。

誰かにとっての真実は、誰かにとっては妄想でしかないのかもしれない。自分という存在は、自分だけの妄想なのかもしれない。虚構と言われる空想の産物と巧妙に混じった現実世界に、誰もが住んでいる。


後から色々と考えたくなる映画は、個人的には好きです。
少年の目からはとんでもない悪魔(最愛の母を苦しめる存在)のように見える(描かれている)父親ですが、観終わった後に、父親の視点で”実際に起きた事はなんだったのか?”考えると…なんか………少し切なくなる映画でした。

一番言いたい事は、そのままネタバレに直結するので言えないという、このジレンマ!
とにかくもう、「誰か観てから語り合おうよ!」な感じになるのは久々かもしれません。
※観ても感想が「つまんない」だったらすみません。人によっては、「つまらない」上に「疲れる」映画なのではないだろうかと思われます。結局は各々の感性の問題ですよね。(笑)

もしも興味がわいて観るのであれば、必ず気力と体力にゆとりのある時に観ることを大前提でどうぞ?と薦めておく感じです。

特典メニューの「デイヴィット・クローネンバーグ監督来日記念インタビュー」も面白かったです。監督の語る内容が興味深いという意味で。


予告編の動画は見つかりませんでした。
残念。(´・ω・ `)
[ 2009/02/27 10:51 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

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