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リリス

精神病の施設にずっと入院している外界を拒む女性患者と、人のためになる仕事が出来ればと施設の職員になった軍人あがりの青年の…恋物語だったらよかったんですけどねぇ?な映画。

精神を病む、気が狂う、心が壊れる。
言い方は色々あると思うのですが…

「統合失調症」という言葉がこの映画では出てきます。
職員の研修かなにかの場面で、実験で人為的に統合失調症になった蜘蛛が作ったイビツな蜘蛛の巣が紹介されます。まるで美しくはない、点対称でも左右対称でもない、いかれた蜘蛛の巣の映像。この映像を見れただけで、個人的には満足な作品です。

ちなみにかなり古い映画らしく、白黒で吹き替え無しの字幕のみでした。(音声は英語)
リリスリリス
(2005/12/21)
ウォーレン・ビーティジーン・セバーグ

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金持ちが多いという施設で生活する患者達はけして不幸そうではない。
むしろ、煩わしい世間から隔絶され、気ままに芸術に打ち込んでいて幸福そうでさえある。

美しい笛の音を奏で、気ままに機を織り、絵を描く。美しい女性リリス。
他の男性患者の心を無邪気に惑わす、夜の魔女の名を持つ女性。

精神を病んで施設に入院なんて、不幸だと思うのは、精神を病んでない者からの一方的な見下した目線なのかもしれない。可哀そうだとか、治療が必要だとか、治してあげたいなんて気持ちさえも。


精神病なんて、自己申告と他者からの「どこかおかしい」という意見があれば成立してしまう病気なのかもしれない。本当に病んでいるのか?狂言なのか?狂気を宿すギラギラした瞳の常人離れした美しさはなんなのか?健常者と呼ばれる者だって、身の内には誰しも狂気を持ち合わせているのではないか?


リリスに誘惑される。リリス側の世界(イビツに歪んでいるのかもしれないけれど幸福な世界)に、引きずり込まれるような感覚を持て余しながらも、リリスの傍を、施設を離れられない青年はやがて…


この映画はミステリーなのかもしれないなぁ。
(amazonの紹介などを見ると、患者とセラピストの心の絆を描くとか、感動ドラマなんて…まるでハートフルなラブストーリーのように書かれているんだけど…)


YouTubeで予告編を探したんですが見つかりませんでした。(残念)

代わりといってはなんですが、同じタイトルの別の映画についてちょっとだけ。
↓わりと最近の映画らしいこちらはこちらで気になるというか、ジャケットだけでいうならこっちの方が好みなんですが…
リリスリリス
(2007/08/03)
ジャクリーン・ヒッケルティナ・クラウゼ

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TSUTAYA DISCASでの、他の方のレビューがなんだかスゴクて。(ヒドイという意味で。)かなりB級ホラーらしいんですが、それはそれで興味が引かれるような…(笑)

[ 2008/11/10 19:50 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

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