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鎖衣カドルト

吟鳥子さんの本が出ていたので購入しました。

「鎖衣カドルト」、一冊で一応完結しています。
(一応というのは、まだ描かれぬ"同じ世界観で別のお話"も読んでみたいと思ったから)

神様がいない(概念が薄い)国の神祇官。鎖衣と呼ばれる独特の装束を纏う事で、自らの信念を表現する鎖衣(さい)。貴族出身の若い鎖衣カドルトの物語。


私自身は、特定の宗教に対する信仰というものを持ち合わせていないので。興味深く、読む事が出来ました。何某かの信仰を持っている人間には、どうなのだろう?

以前、友人とのチャットで話した事を少し思い出したりしました。
「神様なんていない」と言う人は、ある意味、神様を信じているのではないか?
「神様なんていやしない!助けてなんてくれない!」と、信じているのなら。叶わぬ何かに打ちのめされて、何かを呪った事があるのなら。それはそれで、一つの信仰なのではないだろうか。

所詮。人間なんてものは、一人で生まれて、一人で死ぬ。孤独に出来ている。
だからこそ、生きている間は誰かに、何かに、縋りたいのかもしれない。それが、目に見えないものでも、見えるものでも。

信仰に縋る弱さも、信念を貫く強さも、人間にはあって。そのどちらもが描かれている漫画だと思います。人間の弱さも強さも、狡さも美しさも。…そんな、人間臭さが愛しいとも思える。

シリアスで重たく、考えさせられる物語ではありますが、根底には人間に対する愛しさと優しさのある作品だと………私は思うのだけど、好きだけど。どうだろう?

鎖衣カドルト (WINGS COMICS)鎖衣カドルト (WINGS COMICS)
(2007/10)
吟 鳥子

商品詳細を見る

自分を戒める鎖。自分を繋ぎ止める鎖。
鎖衣なんて纏わなくても、此の世には鎖のような柵ばかり。
時に、自分自身を雁字搦めにしてしまう、身動きできなくなってしまう。

鎖に象徴される、罪、絆、哀しみ、優しさ。
…多分、人間は何かと自分を繋げておきたいんだと思う。
生きていく為には、何かと繋がっていたいんだと思う。孤独ではないように。

鳥子さんの他の作品も大好きです。




[ 2007/10/30 05:02 ] 漫画 | TB(0) | CM(1)

すみません。TB先を誤りました。

トラックバックピープルで、TB先をコピペする際にミスをしてしまいました。
趣旨に沿わない記事は削除されるとの事ですが、それまでにこの記事を見に来てしまった方がいましたら、関連のない記事で申し訳ありませんでした。

以後、気を付けます。m(_ _)m
[ 2007/10/30 20:57 ] [ 編集 ]

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