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レオポルド・ブルームへの手紙

僕の人生は生まれる前に始まった 僕は母さんの罪の烙印 悲しみの予兆だった

誰が悪いというのだろう?誰も悪くないのかもしれない。誰もが少しずつ悪かったのかもしれない。運がなかっただけかもしれない。
生まれながらにして罪を負わされ、母親に生きながら存在を殺される残酷さ。それさえも受け止める強さ。その結末に、孤独の深さを知る。人間の強さを知る。


見知らぬ囚人相手にだけ、手紙で真実を告白できた少年と。少年の孤独な心を掬い上げようと手紙を書き続けた囚人。交叉する二つの人生、その物語。


人は、たった一言の言葉に救われる事もあれば、たった一言の言葉に心を殺される事がある。
足りない言葉に不安になる。余計な言葉に惑わされる。だけど、言葉を口にする。


「目では多くを見るのに―― それを語る言葉は見つけられなかった」(主人公の言葉)


誰かから、欲しい言葉があるなら、まずは自分が。心からの、真実の言葉を紡げるようにならなくてはいけないのかもしれない…。時間はかかっても。



ジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』という本を読んでみたくなりました。今度、暇をみて図書館で探してみようかと思います。…と、物語のベースが気になるくらいには、私はこの映画は好みでした。

ミニシアター系、ヒューマンもの。淡々とした映画が大丈夫な方は機会あればどうぞとお薦めします。ちなみに字幕オンリー、吹き替えはありません。日本語翻訳の言葉の美しさも好みです。

レオポルド・ブルームへの手紙 レオポルド・ブルームへの手紙
エリザベス・シュー、デニス・ホッパー 他 (2006/03/10)
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[ 2006/06/23 02:50 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

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