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ハロルドとモード

死にたがりの19歳と、天真爛漫な79歳の、いびつなラブストーリー。

人生に絶望した19歳の青年が、人生を謳歌する79歳の老女に出会い、はからずも恋に落ちる。

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(2012/03/09)
バッド・コート、ルース・ゴードン 他

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老女との触れ合いで、青年が生きる希望を見出していくピュアなヒューマンドラマかと思ってみたら、全然そうじゃなかった!

共通の趣味を通して出会った二人の、心の交流を描きつつ、わりと淡々とお話は進みますが、最終的にちょっとイラっとした自分に驚きました。おそらく、登場人物がみんな自分勝手な印象を持ったせいでしょう。

それも仕方がないことかもしれません。
自分の心に正直に生きることは、どうしても他人には迷惑をかけてしまう側面がある。

自分を押し殺し、法に従い、親に従い、死んだように生きるのか。
自分の中の正義と道徳(あるいは神様?)を信じて、自分らしさを貫くか。
…どっちにしろ、人は誰かに迷惑をかけながら生きて、死ぬのかもしれない。


観終わってみると、これは一種のブラックユーモアのようにも思えます。ハロルドにとっては、なんという因果応報。
ネタバレになるのでオチは書きませんが、心温まるピュアなヒューマンドラマのつもりで観ると裏切られる作品です。それがいい意味で予想外の展開なのか、悪い意味に思えるかは、観た人しだいかも?

人生に絶望して死ぬより、人生を謳歌して、幸せの絶頂で死にたい。そんな気持ちも理解できなくはない…
モードの生き方に、その人柄に、惹かれるのはハロルドだけではないだろう。


なんにせよ、ずっと観てみたかった作品です。
観ることができて大満足です。

1971年。…私が生まれるよりも前の映画だったのか。
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[ 2012/04/24 19:59 ] 映画 | TB(0) | CM(0)








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