死にたがりの19歳と、天真爛漫な79歳の、いびつなラブストーリー。
人生に絶望した19歳の青年が、人生を謳歌する79歳の老女に出会い、はからずも恋に落ちる。
老女との触れ合いで、青年が生きる希望を見出していくピュアなヒューマンドラマかと思ってみたら、全然そうじゃなかった!
共通の趣味を通して出会った二人の、心の交流を描きつつ、わりと淡々とお話は進みますが、最終的にちょっとイラっとした自分に驚きました。おそらく、登場人物がみんな自分勝手な印象を持ったせいでしょう。
それも仕方がないことかもしれません。
自分の心に正直に生きることは、どうしても他人には迷惑をかけてしまう側面がある。
自分を押し殺し、法に従い、親に従い、死んだように生きるのか。
自分の中の正義と道徳(あるいは神様?)を信じて、自分らしさを貫くか。
…どっちにしろ、人は誰かに迷惑をかけながら生きて、死ぬのかもしれない。
観終わってみると、これは一種のブラックユーモアのようにも思えます。ハロルドにとっては、なんという因果応報。
ネタバレになるのでオチは書きませんが、心温まるピュアなヒューマンドラマのつもりで観ると裏切られる作品です。それがいい意味で予想外の展開なのか、悪い意味に思えるかは、観た人しだいかも?
人生に絶望して死ぬより、人生を謳歌して、幸せの絶頂で死にたい。そんな気持ちも理解できなくはない…
モードの生き方に、その人柄に、惹かれるのはハロルドだけではないだろう。
なんにせよ、ずっと観てみたかった作品です。
観ることができて大満足です。
1971年。…私が生まれるよりも前の映画だったのか。
それにしても、ハロルド。顔色悪すぎ!(笑)
一言で言えば、エグい。生々しくて滑稽で切なくて痛い。
中年男の所有物に過ぎない
空気人形が、ある朝”こころ”を持ってしまう。
別の男性に恋をしてしまう。
ファンタジー。
公式サイトまだあった→
空気人形漫画で描けば綺麗なファンタジーの少女漫画にだってなったかも?
実写の映画という表現による人間の生々しさと毒々しさが、美しい人形の生まれたてで純粋な心と対比されて感慨深い作品になっているように思えます。
醜い性欲、エゴ、虚栄心を抱えた人間と、ただ愛されるためだけに生まれた人形。
ただ性欲を処理するための人形。もしかして他人を上手に愛せない不器用の人間のための恋人の代用品。優しく綺麗な慰め。
もしも自分が中身の空っぽな器だとして、愛している人の息でその体を満たされたなら、それは幸せな事だなぁと思えてしまう。
ラストはやや衝撃的でもありました。
物悲しい、まるで恋しかたを誤った現代の人魚姫のよう。
それにしても、
オダギリジョーは地味な役(人形の生みの親)も似合いすぎてスゴイ。
「もともとは同じだったはずなのに
こうして戻って来た時にはみんな違う顔をしてる
ちゃんと愛されたかどうか表情に出るんだ」
という人形師の言葉が印象深かったです。
ライトノベルの楽しい書き方 とても少女漫画っぽいストーリーでした。
ソーシャル・ネットワーク なんというか、可哀想な天才。
ブラインドネス え?結局、解明されないままなの?
スプライス …意外と、いける。(映像が面白い)
ぼくのエリ 200歳の少女 雰囲気だけを楽しむ映画なのかも…
トイレット ばあちゃん!>< (わりと好きです。こういう映画)
愛が微笑む時 ロバート・ダウニー・Jrめあてで観たけど、いい映画でした。好き。
戦場のピアニスト しんみり。この俳優さん(※エイドリアン・ブロディ)わりと好き。
PERFECT BLUE] 映像特典、監督がイイ声で聞き惚れます。
ニューヨーク, アイラブユー 雑多。老夫婦がいい感じ。可愛い。
ジョゼと虎と魚たち
せつない系。あるいはスッキリしない系。(その後のジョゼが彼女なりに幸せになるといいなぁ)
息子の部屋
淡々と家族の愛を描いている。
迷い婚~すべての迷える女性たちへ~
ケビン・コスナーが…親、子、孫の三世代の女性と…
ガタカ
なんとなく腐女子に観せて反応を見たい感じ。※ジュード・ロウも出てるよ。
体調不良の時に、ぼんやりと観た映画が多いので
個別に記事を書く気力もなく、ブログ更新もしていなかったのですが…
ガタカ は、改めてもう一度観たいです。
プリンが食べたくなっちゃうよね!(笑)可愛くて、優しい気持ちになる感じの、素敵な映画でした。
夢の中で夢を見ているような夢。予告編から想像する内容とはだいぶ趣の違う映画でした。
主人公はいわゆる犯罪者。
非合法な事をしているというより、まだ法が確立されていないような、新技術を駆使して近未来には可能になりそうな、新たな犯罪行為。
他人の夢に入り込み、情報を盗みだす。
あるいは、持っていなかった情報を植えつけて、今後の人生を操作してしまう。
夢のなかで夢と気づかず、現実のつもりで過ごし、夢の中で死ぬ(何か衝撃を受けたり、地面に落下したりする)ことによって、現実に目が覚める。
そんな経験は誰にでも多少あるような気がします。
面白い映画でした。とても興味深くもありました。
深層心理に働きかけて、現実と思い込ませる夢の偽の記憶で、人格にまで影響を及ぼしてしまうという事。
犯罪行為なのだけど、被害を受けた人物に関して言えば、むしろ現実の方が悲しく、幸福な夢を植えつけられたことによって心が救われたような部分があった。その辺もなんだか考えさせられました。
人間という生き物が過酷な現実に立ち向かうには、(現実だろうが夢だろうがおかまいなしに)幸福な記憶が必要なのかもしれません。
タイトルから兄弟愛を描いた映画だと思うじゃないですか!?兄(
トビー・マグワイア)と
弟(
ジェイク・ギレンホール)と
兄の妻(
ナタリー・ポートマン)が主要人物。
弟の視点だけじゃなくて、兄の視点、妻の視点、どの視点で誰に感情移入して観ればいいのか、迷う映画でした。
子役を含めて演技派揃いで見応えはあります。
切ないというよりは、痛い映画でした。
兄弟愛・夫婦愛・親子愛。
愛しているから傷つけてしまう、悲しい愛の姿でした。
弟の方が背が高い、この兄弟。かわいい・・・